大人向けプログラミングスクールの選び方

今日は、大人がプログラミングを学習するためのスクールについて、タイプ別に、選び方のポイントを書きます。

その1. 就職先斡旋型スクールについて

プログラミングスクールの中には、就職先の斡旋までセットにすることで受講費を無料にしているところがよくあります。

一般的に、企業へ人材を紹介すると、最低50万円から中には100万円を超える紹介手数料を得ることが出来るため、スクールは受講生からは費用を徴収しなくてもよいという仕組みです。

こういったスクールを選ぶときのポイントをあげておきます。

紹介を受けない場合にどうなるのか?

当然ですが、紹介を受けなかった場合は、数十万円の受講費用を受講生が負担しなければなりません。

どのような企業を紹介されるのか?

こういったスクールは、システムエンジニア職への人材紹介を中心としているところが多いです(最も需要があるためです)。

そのため、システムエンジニア以外の職種も検討している人にとっては割高になったりレッスン内容があわないことがあるので注意しましょう。

逆に「システムエンジニアになりたい!」または「IT企業ならどこでもいいから就職したい!」という人には良いことづくめなので、是非こういったスクールを活用していただければと思います。

その2. 期間契約型スクールについて

「プログラミングスキルを身につけて副業できる!」「フリーランスのプログラマーとして活躍できるようになる!」といった謳い文句で、1ヶ月あたり10~20万円程度の受講料で長期プランを設定されているスクールがあります。

こういったスクールに興味がある場合は、以下のようなポイントに注意して選ぶと良いでしょう。

決められたカリキュラム or オーダーメイドのカリキュラム

決まったカリキュラムがあるところのほうが一定の品質が保証されるため、安心感があります。一方で、オーダーメイドのカリキュラムは柔軟性がありますが、実際のところはプログラミング言語ごとににたような内容になってしまう事が多いです。

「おすすめコース」などとして挙げられている以外の内容を希望する場合、スクールに経験のある講師が少ないことが多いので、事前にしっかりと確認しましょう。

対面でレッスン/質問できる or レッスン/質問はSkypeのみ

クリックの仕方から教えて欲しい、というような場合は対面レッスンできるスクールを選びましょう。

そうでなければ、Skypeのほうがオススメです。プログラミングのレッスンでは、対面で実施するよりもSkype等で画面共有しながらのほうが教えやすいからです。また、対面で教えてもらうための教室・カフェなどの費用がかかってしまう事もあるので注意しましょう。

Skypeのみのスクールでも「どうしても一度は会っておきたい」といえば対応してもらえる事が多いので、必要に応じて交渉しましょう。

キャンセルや休学の返金条件

3ヶ月もたてば何かしら予想外の出来事があるものです。契約期間途中の休学が出来るのか、どれくらいの期間まで可能か、キャンセルしたときにどのように返金されるのかを予めチェックしておきましょう。

その3. 教材提供型サービスについて

最後に教材提供型サービスについてご紹介します。

このタイプの企業は、講師のいるスクールではなく、教材を一定期間閲覧可能にしてくれるサービスを提供しています。

教材の大部分が無料で閲覧できるサービスも多く、有料の場合でも月額1,000円くらいと、非常に安く利用できるのが特徴です。

デメリットを中心に見ていきましょう。

  • 何をどういう順番で学習するのが効率よいのか教えてくれない
  • ゼロから自分で作っていく知識は身につきにくい(1人でどんどん進めていける教材というのは、どうしても至れり尽くせりになってしまうところがあるため)
  • 分からない所があっても質問できない(別のQ&Aサービスを利用するしかない)
  • 提供された教材以外のことは学べない

何だか悪いところばかり目立ちますが、やはり安価に利用できるのは魅力です。

まずはこういったサービスで「自分がプログラミングに向いていそうかどうか、少なくとも嫌いではないか」を確認する、というのがオススメです。

そこをクリアできたら、あるいは挫折してしまったけど何とか再チャレンジしたい場合は、上であげたようなスクールや、当教室でのレッスンを検討するのが良いでしょう。

https://cafetalk.com/lessons/detail/?id=161598&lang=ja

https://cafetalk.com/lessons/detail/?id=170563&lang=ja

 

小学校の土曜学習でプログラミング教室

2年ほど前から、ボランティア活動として、地域の子ども達に無償でプログラミングに触れる機会を提供したり、小学校で特別授業をしたりしています。

今年からは、近隣の小学校で隔月土曜日に、プログラミング教室を開くことになりました。

その第一回を、先日の土曜日に、小学校のコンピューター室で開催してきました。

予想を越える大盛況で、参加してくれた子ども達は22人。
(教室のパソコンの数に限りがあるので、応募者70名の中から抽選させていただきました)

今回扱った題材は、めいろゲームです。

個人レッスンなら45分かからない内容ですが、多人数だと(遅い人に合わせるので)2時間以上かかってしまいます。

付き添いの保護者が数名、学校の先生が1名に手伝って頂きながらですが、それでも22人に対応するのは大変ですね。

早い人はどんどん先に出来るようにしてあったので、そういう生徒さんも退屈はしなかったと思いますが、こういった時間の凸凹をどうやって有意義にしていくか、いろいろな方法を試しながら考えていきたいと思っています。

小学校プログラミング教育の手引(第一版)が公開

先月、文部科学省より「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」が公開されたので、早速読んでみました。

一番最初の例にあげられているのが「辺の長さが全て等しく、角の大きさが全て等しい」という正多角形の意味を用いて正多角形を(プログラミングによって)作図するという課題です。

確かに、プログラミング向きの課題ではありますし、小学校でならう他の教科と関連づけられていますね。

でも、せっかくプログラミングを学ぶならなら、もっと面白くて、プログラミングと関連する教科も楽しんで学べる方法があるんです!その方法とは…?

私は小学生にプログラミングを教えるには、ゲームを作るのが一番良いと思っています。

ゲームをプログラミングするには、他の教科で学んだ内容を使う必要があります。

足し算やかけ算は何に使うのか、小数って何のためにあるのか、それを何かに使って実際に役立てる経験として、ゲームプログラミングをするというのはとても良い教材になります。

使って役立てるのと、単に題材にするというのは全然ちがいます。

単に「座標の数字を変えると、画面の点が動くプログラムを作る課題」と「ゲームの中で画面のネコを狙った場所に動かすためにX,Y座標を使ってプログラミングする課題」。

後者のほうが「算数って便利だな、もっと勉強しよう!」となるのではないでしょうか。

プログラミング学習に使える子ども向けコンピュータ

今日は、プログラミングを学習するにあたって、オススメのコンピュータを幾つかご紹介したいと思います。

Raspbery Pi

ラズベリーパイ、という美味しそうな名前の小さなコンピュータです。
Scratch、Minecraftがインストールされているものもあります。

良いところ

  • おおよそ5,000円くらいで手に入るため、子どもが自由に使うコンピュータとして、とても良いです。

悪いところ

  • セットアップが若干難しいので、身近にITに強い人が居ないと導入が難しいです。
  • 単体だけでは使えず、HDMIテレビ、キーボード、マウスに繋がないと使えません。

 

IchigoJam

イチゴジャムと言います。これも美味しそうな名前ですね。
Basicというプログラミング言語がインストールされている小さなコンピュータです。
※RaspberryPi版もあります。

良いところ

  • キーボード付のキットが5,000円くらいで手に入ります。
  • Basicというのは、とてもシンプルで子どもが最初に覚えるプログラミング言語にぴったりです。
  • HDMIではなくアナログ映像入力端子のあるテレビに繋がります。

悪いところ

  • プログラミング以外のことはできません(良いところかも知れませんが)
  • Scratchのようなマウス操作を中心としたプログラミング言語ではないので、キーボード操作になれていないとプログラミングできません。

 

ポイント

このような小さなコンピュータは、それほど頑丈ではないのですが、本体は(ノートパソコンを買うことに比べると)かなり安価です。

また、お子さんが壊しやすいマウスやキーボードを自由に取り替えることが出来る事も魅力ですね。

ノートパソコンを買ったりするのは、このようなコンピュータでしっかり慣れてからにしたほうが良いかも知れませんね。

当教室では…

このようなプログラミング教材での学習も、当教室でサポート可能です。
お気軽にご相談くださいね!

 

小学校での特別授業

こんにちは。とても寒くなってきましたね。もうすぐ冬休みです。

先日、京都市伏見区にある聖母小学校様にてプログラミングの特別授業をしました。

今年で3年目になりますが、今回は6年生で、すでに少しスクラッチを勉強したことがあり「ちょっと難しいのをお願いします」とのことだったので、シューティングゲームを作ってもらうことにしました。

1クラス30人弱の大人数ですので、あらかじめ準備した作り方をすべて説明し、おおよそその通りにプログラミングしてもらう形式です。

このやり方は「考える力を伸ばす」よりも「新しい世界を見てもらう」ことに主眼を置いています。

個人レッスンのときでも、初回から3回目くらいまでのレッスンや、新しいレベルに挑戦する最初のレッスンなどで活用します。

この形式のレッスンは、どれだけ興味をもって気持ちを開いてもらえるかが重要です。
題材とするプログラムのポイントは、以下の2つを両立させること。

  • 「魅力的であること」
  • 「簡単に作れること」

これがなかなか難しくて、題材を考えるときは、いつも何度も作り直しています。

できるだけ命令の数を減らしたり、段階を追って作りながら動作確認できるようにしたり、スライド一画面に収まるように分割したり…。

実際の授業が始まってからも、どんどんフィードバックして改善を続けます。

今回の授業でも、1クラス目で難しかったところを翌日の2クラス目の教材で大幅に修正し、3クラス目を始める前の休み時間に説明スライドを追加したりしました。

こうして磨きつづけることで、新しい「ワクワクする」教材になっていきます。

今年からは他の小学校でも特別授業をする予定です。たくさんのお子さんにプログラミングに触れてもらうきっかけになると良いなと思っています。

 

日本の小学校でマインクラフトを使った授業

マイクロソフトという会社をご存知でしょうか。

ビル・ゲイツという人が創業した、ウィンドウズやオフィスというソフトを作っている会社です。

最近では、マインクラフトというソフトを販売するようになりました。 続きを読む

文科省の調査:今の高校生には知識を活用するチカラが足りない

現在、9割以上の高校生はスマートフォンを持っています。
小学生などに比べると、情報機器に接する機会もかなり増え、タイピングのスキルも高くなってきています。
それにもかかわらず「情報活用能力があまり向上していない」という調査結果が文部科学省から発表されました。

たくさんの課題

結果を抜粋してみると….

  1. 複数の情報がある多階層のウェブページから,目的に応じて特定の情報を見つ け出し,関連付けることができない。
  2. 複数の統計情報を,条件に合わせて整理し,それらを根拠として意見を 表現することができない。
  3. 自動制御に関する情報処理の手順を考え,アルゴリズムを用いて表現することができない。
  4. 情報の発信・伝達の際に,他者の 権利(肖像権や著作権)を踏まえて適切に対処することや,不正請求の メールやサイト等に対処できない。
  5. ある事象の原因や傾向を推測するために,どのような情報が必要であるかを 明確にすること。 多項目かつ桁数の多い数値のある表で示された統計情報を,表計算アプリ ケーションを使って,数的な処理をすることができない。

色々と課題があるのですね。

対策は…?

対策のために2020年からのプログラミング教育の導入などが議論されています。

従来の指導要領だけではこういったスキルが身につかないから、ということなのでしょう。

しかし、現在の中学生高校生にとっては、それを待っているわけにはいきません。
待っている間に卒業・就職する時期が近づいてきます。

このような情報活用能力を身につけるには、どうすれば良いのでしょうか?

次回に続く…

 

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1381046.htm

 

マインクラフトを学校教育で使うメリット

海外で、マインクラフトを教育に活用する事例が増えてきました。

ピラミッドの中を探検したり、巨大な眼球の模型の中に入ったり…。

動画や図鑑などの書籍があるのに、手間ひまかけてまで、なぜわざわざマインクラフトを使うのでしょうか。

それは、マインクラフトだというだけで、子どもたちが興味を持ってくれるからです。

マインクラフトは、教育に利用することが可能です。でもそれは教育という広い範囲の中のほんの一部にすぎません。

それでもマインクラフトを使うのは、「子どもの興味を引く」ことができるためです。

この論理で言えば、マインクラフトでなくても、ポケモンや妖怪ウォッチでも良いことになりますが、そういったメディアを使うのは(政治的に)難しいのでしょうね…。

当教室でも、マインクラフトをつかったプログラミングレッスンを提供しています。

プログラミングは本来、問題解決の手段です。

そのため、プログラミングを学習するには、簡単すぎず難しすぎない練習用の「解決すべき問題」を用意する必要があります。

実は、これが結構むずかしいのです。

一般的なカリキュラムでは「勉強のための問題」しか作れていません。これは、練習のためにしかならないような問題ということです。

大人なら、そんな練習問題でも、勉強のためだからと納得して取り組みますよね。

しかし、子どもはそういうわけにはいきません。
つまらないと思ったら、すぐに興味を失ってしまいます。

そこで、子どもが自ら興味をもって取り組むために「マインクラフト」を使います。マインクラフトをクリアするための手段として、マインクラフト・プログラミング・レッスンを準備しました。

子どもにとっては、マインクラフトを楽しむために熱中して取り組んでいることが、そのままプログラミングのスキルアップに繋がるというわけです。

お子さんのマイクラへの熱意を何かに活かせないか…とお悩みでしたら、ぜひご検討ください。

https://cafetalk.com/lessons/detail/?id=102058&lang=ja

https://cafetalk.com/lessons/detail/?id=102798&lang=ja