このページでは、お子さんのプログラミング学習に活用できる書籍、参考になる書籍を紹介します。
※ ここで紹介している書籍はすべて当教室に蔵書があるので、これらの本について分からない所があればサポート可能です。
スクラッチ・ジュニア編
5才からはじめる
すくすくプログラミング
対象年齢:5才からとのこと(ただし読み聞かせ必須)
ひとりで読める?:本文は全部ひらがな(カタカナもありません)で、文章もやさしいですが、さすがに年長さんが1人で読むのは無理なボリュームです。小学校1−2年生なら問題ありません。
内容など:スクラッチ・ジュニアの基本操作から分かる本です。3種類のプログラム(ゲームを含む)を解説しています。この本をある程度ひとりで読めるくらいであれば、スクラッチをやったほうが良いかな、と思います。※スクラッチには、ひらがなモードがあります。
スクラッチ編
いちばんはじめのプログラミング
対象年齢:小学校3年生以上とのこと
ひとりで読める?:漢字にはすべてフリガナがふってありますが、語調は子どもむけですが、文章が小学校3年生にはギリギリな印象です。決して難しいわけではありませんが、文章が長くて何回か読まないと意味が分からないかもしれません。
内容など:情報量が多いので、読書に慣れたお子さんや、小学校高学年のお子さんには良いでしょう。
小学生からはじめる
わくわくプログラミング
対象年齢:小学校3年生くらい〜
ひとりで読める?:漢字にはすべてフリガナがふってあります。文章は、「いちばんはじめのプログラミング」と同じくらいの難しさです。
内容など:小学生が興味を持ちそうなテーマのプログラムを6種類、解説しています。どこからやっても良さそうなので、興味のある章からやっていくと良いでしょう。続編「小学生からはじめるわくわくプログラミング2」があります。
CoderDojo Japan公式ブック
Scratch(スクラッチ)でつくる! たのしむ! プログラミング道場
対象年齢:小学生以上とのこと
ひとりで読める?:小学1−2年生にはちょっと難しいです。3−4年生でなんとか、5−6年生なら大丈夫でしょう。基本は子ども1人で、大人は時々サポートというCoderDojoスタイルの学習環境向け。
内容など:「わくわくプログラミング」のような感じで、6つのテーマのプログラムを解説しています。
Scratchではじめよう!プログラミング入門
対象年齢:中学生くらい〜
ひとりで読める?:文章が大人向けで、フリガナもありません。小学生には無理でしょう。中学2年生くらいならたぶん大丈夫かな、高校生なら大丈夫という感じです。
内容など:他の小学生向けのScratch本には無い少し高度な情報も載っているので、中学生以上ならこの本がオススメです。
Scratchで学ぶ プログラミングとアルゴリズムの基本
対象年齢:高校生くらい〜
ひとりで読める?:文章が大人向けで、フリガナもありません。
内容など:ゲーム作りではなく、アルゴリズムの基本を学ぶことが主眼になっているので、真剣にプログラマーを目指している高校生以上の人向けの最初の1冊という感じの本です。
マインクラフト編
Minecraftで遊んで学べるプログラミングの教科書
対象年齢:高校生くらい〜
ひとりで読める?:文章が大人向けで、フリガナもありません。
内容など:ComputerCraftの入門書です。マインクラフトのゲーム世界での単純作業を、ロボットに任せるためのプログラムを解説に、プログラミングの基本的概念の説明を少しだけ取り入れてあります。プログラミング学習というよりは、ComputerCraftを使ってマインクラフトを攻略するための本です。
マインクラフト プログラミング ブック
対象年齢:中学生くらい〜
ひとりで読める?:文章が大人向けで、フリガナもありません。
内容など:ComputerCraftの入門書です。CoputerCraftのインストール方法、基本操作、Lua言語の解説だけで半分くらいあって、マインクラフトを楽しむためのプログラミングは少なめです。CoputerCraftのインストール等でつまづいてしまった人や、マイクラの中で使うプログラムは自分で考えたい人にオススメです。
親子で楽しく学ぶ! マインクラフト プログラミング
対象年齢:小学校3年生くらい〜
ひとりで読める?:フリガナがありますが、文章は小学校中学年/高学年くらいじゃないと難しそうです。
内容など:ComputerCraftの教育版であるComputerCraftEduの入門書です。CoputerCraftEduはアイコンをマウスで操作してプログラムを組み立てていくことができるので、タイピングができない小学生がメインターゲットの内容になっています。マインクラフト本体についても少しだけ解説あり。出版社のWEBサイトからダウンロードできる「クエスト」がよく出来ていて、ゲーム感覚で遊べるというか、ちゃんとゲームになっています。ただし、子ども1人でやっても意味・意図が分からないので、大人が一緒に読んで問題の意味やテクニックを説明してあげたほうが良いでしょう。
その他の読みもの編
小学生でもわかる プログラミングの世界
対象年齢:小学校2−3年生くらいから
ひとりで読める?:フリガナ、読みやすい文章、 小学生が興味を持ちそうな話題。小学生でも分かるのタイトルどおりです。
内容など:情報リテラシーや、プログラミングにまつわる話題が読みやすくまとまっています。1トピック2−4ページにまとめられているので、毎日少しずつ読むのが良いかも知れません。
ルビィのぼうけん
対象年齢:小学校2−3年生くらいから
ひとりで読める?:フリガナ、読みやすい文章、冒険心をくすぐるストーリー。前半部分は1人で読めます。主人公は女の子ですが男の子でも楽しめます。
内容など:本の後半に論理的思考力を養えるエクササイズがあります。このエクササイズにはコンピュータは使いませんが、お父さん・お母さんが一緒にやらないと難しいでしょう。この本が楽しめたら続編「コンピューターの国のルビィ」もオススメです。
ローリーとふしぎな国の物語
対象年齢:10歳以上
ひとりで読める?:10歳なら問題無く読めます
内容など:ルビィのぼうけんのお姉さん版みたいな本。絵が少なめでページ数も多い分、より深くプログラマー的思考にふれることができます。
コンピューターを使わない 小学校プログラミング教育
対象年齢:大人向け(教育関係者向け)
内容など:上で紹介した「ルビィのぼうけん」を使ったり、同書に掲載されたエクササイズにヒントを得て、実際に小学校などで実施された授業内容をまとめた本です。