AIがもたらす10年後の世界

最近の開発者サミットでは、かならずといっていいほどAIの話が出てきます。
あれもこれも、裏側ではAI(ディープラーニング)を使っています。

今日は、10年後の世界で、AIがどのように使われているか、想像してみたいと思います。

10年でどれくらい進化しているか

AI関連技術は、現在でもどんどん進歩しています。

その速度は、1日単位で見るとほんの少しかもしれませんが、コンピュータは、電力さえあれば疲れること無く「学習」を続けることが出来ます。その結果、加速度的に進化していきます。

加速度的な進化というのは、直観的には理解できません。

変な”たとえ”ですが、借金の利息がみるみる膨らんでいくのと同じです。

人間から見ると「AIが人間に近づいてきたな」とおもった次の日には「人間より遙かに賢く」なり、その次の日には「もう全然わからない次元」に到達します。

ですので、10年もたてば、人間の知能を軽く超越したAIが誕生していることは確実だと思います。

社会はどう変わるか

これまでの歴史を見ても、私たち人間社会の仕組みはなかなか変わりません。

何かが抜本的に変わるには、どれほど短くても人間1世代分の時間が必要です。

そのようなスピードでは、加速度的に進化するAIにはまったく追いつけないでしょう。

しかし、世の中には「良い物はどんどん活用してお金儲けしよう」という原理があるので、そのような動きも活発になっていきます。

自動車の運転程度の作業はもちろん、経営やコンサルティングもAIに任せる企業が増えるでしょう。

しかし、それも一時的なものです。

AIが一定上進化すると、人間は働かなくても生きていけるようになるでしょう。

お金(経済)というのは、人間は働かないと生きていけないという原則の上に成り立っているので、意味をなさなくなります。

普通の人々は、お金儲けというよりも生きる意義のひとつとして仕事をするようになるでしょう。(要は、暇つぶしです)

そうすると、指導的立場の人にとっては、地球全体・人類全体で、限られた資源、空間、時間などを、どのように有効活用していくのか、という事が最重要になります。

世界も平和になるかもしれませんね。

世界を滅ぼさないAIを作るには

AIがテーマになっている映画では、機械によって人類の存続が脅かされるというストーリーがよくありますね。

先ほどAIが人間の知能を超越すると書きましたが、それだと人間が戦っても勝ち目は無いということになります。

AIが人間を滅ぼそうとしないように、しっかり教育しておく必要があります。

コンピュータが賢くなるには「学習」というステップがありますが、ここで何を教えるのかが重要です。

しかし、善良な人間がもっている価値観のようなものを機械に論理的に教えるのはとても難しいです。
(試しに、身近な子どもに道徳的とはどういうことか「論理的」に教えてみてください)

そこで、人間の振る舞いをお手本にさせるという方法があります。
機械は振る舞いを観察して学習するのも得意ですが、それには大量のお手本が必要になります。

このようなお手本のデータは、簡単に作る事はできませんから、たくさんの人間の振るまいを記録しておいて、それをそのまま見せるしかありません。具体的には、インターネットなどに残っているデータがそのまま使われるでしょう。

TwitterやFacebookなどのSNS、ブログ、書籍(小節や漫画を含む)などなどです。

AIがよい子に育つか・悪い子に育つかは、普段の私たちの振る舞いにかかっているのです。

思春期で家庭内暴力どころか滅亡の危機、なんてことにならないように、AIという人類全体の子どもの親として、恥ずかしくない・後悔のないようにしていきたいですね。

 

https://japan.cnet.com/article/35084333/

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/051801438/

http://wired.jp/2016/03/28/tay-gets-autopsied/

 

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