今日は、私達が普段スマートフォンで使っているアプリが、どのようなプログラミング言語で作られているのかについてお話ししましょう。
スマホには、iOS(Phone)、Android、WindowsPhoneの3種類があります。
日本ではiPhone一番使われていて、7〜8割くらいだと言われています。
世界では、Androidが一番使われています。
(WindowsPhoneは、世界でも日本でもあまり使われていません…)
スマホの種類が違うと、アプリをつくるためのプログラミング言語も違います。
iPhoneならSwift(スィフト)、AndroidならJava、WindowsPhoneならC#(シーシャープ)を使うのが一般的です。
これらの言語は、キーボードを使って入力するものなので、ScratchやScratch Jrと違ってタッチタイピングできないとスマホ用アプリを作るのは難しいです。
プログラミングを始めたばかりの人が、スマホアプリを作ることを目指すなら、JavaでAndroidアプリを作ることがおすすめです。
Javaは、SwiftやC#と比べて言語機能がシンプルで覚えることが少ないので、プログラミング初心者が最初に習熟する言語に向いています。
また、JavaはAndroidアプリを作る以外にもたくさんの用途で使われていて、覚えておくと色々なところで活躍の場が広がるからです。
Swiftは、ほとんどiPhone/iPadアプリ開発にしか使われていません。
C#は、Windows用のプログラムを書くのに適していて、ゲームを作るのにもよく使われます。
しかし、WindowsPhoneはほとんど使われていないので、せっかくスマホアプリを作っても他の人に使ってもらいにくいでしょう。
中学生以上の方(あるいは日常的にスマホを使っているお子さん)で、タッチタイピングが出来るのなら、、当教室ではJavaを使ってAndroidアプリを作る技術の指導や相談、「どんなことをしたいか」「何を調べられたらいいか」など、自分で作るためのスキルを教えることができます。
アプリ開発コンテストへ応募したり、プログラミング教室内の他生徒とチームになって一緒に作るのも楽しいですね。