今日は、当教室で実施しているオンラインレッスン(個別指導)の内容を紹介します。
現在実施しているオンラインレッスンは、すべて個別指導(プライベートレッスン)です。
当教室での個別指導内容
個別指導では、お子さんの理解に合わせて、以下のように指導をすすめています。
プログラミング未経験
「プログラミング言語って何だろう?」のお話からはじめます。
スクラッチの紹介をして、プログラミングをするための画面と最低減必要な使い方を説明。
「ネズミを操作してネコからにげるゲーム」を一緒に作ります。
プログラミング初級
作ってみたいゲームを聞いてみて、スクラッチで一緒に作ります。
お手持ちの小学生向けのプログラミング書籍の中から選んでいただいたゲームを一緒に作ります。
難易度としては、以下のような簡単なものです。
- 座標による移動処理を使わないか、あっても最小限のものにします。
- あまり複雑な動きのプログラミングはしません。
- 変数もあまり多くは使いません。(1〜3個程度)
プログラミング中級
作ってみたいゲームを聞いてみて、スクラッチで一緒に作ります。
自分で作ったゲームの上手くいかないところを、一緒に直します。
難易度としては、以下のような要素を取り入れた少し歯ごたえのあるレベルにしています。
- 速度・加速度・座標による移動処理
- ゲームの「状態」(ゲーム中、ゲームオーバー以外の細かいもの)
- メッセージ機能
- カスタムブロック機能
- ほとんどの数値を変数として扱います。
プログラミング上級
スクラッチのスクリプトを、完成度にこだわり指導していきます。
- 同じスクリプトをあちこちに書かない。
- どのスクリプトをどのスプライトに書くか、ルールを決めて整理する。
- よりシンプルなスクリプトで実現できないか考える。
内容は上記「プログラミング中級」と同じです。
難易度も上記「プログラミング中級」と同じですが、スクリプトの量が多くなるような内容にします。
その他のプログラミング言語
上級までおわったら、次はスクラッチ以外のプログラミング言語にすすみます。
希望に応じて、以下のような事も指導できます。
- より高度なゲームのプログラミング
- 中学生以上ならスマートフォンアプリのプログラミング
数学とスクラッチ
個人指導だと数学や物理のことも少しずつ織り交ぜながら指導しやすいです。
そのため、小学校3年生でスクラッチ/プログラミング中級の内容を教える事ができます。
小学校3年生くらいだと、「座標」のお話は学校ではまだ習っていませんが、ゲームプログラミングをしながらだと、すんなり理解してもらえます。
スクラッチでは、座標の書き表し方が、学校で教える数学の考え方と同じなので、分かりやすくて良いですね。
他のプログラミング言語では、学校の数学で習う座標の考え方と少し違うものがあるので注意が必要です。
- Y軸の向きが反対
- マイナスの座標を表示しない
また、スクラッチでは自然と小数を扱う事が多くなっていて、小学校3年生でまだ習っていないお子さんには良い予習教材となるようです。
小学校3年生になって「算数が難しくなった」というお子さんは、スクラッチプログラミングで予習・復習するのも良いかも知れませんね。