プログラミング学習の最初の教材として
前回は、ラズベリーパイ(RaspberryPi)を使ってどのようなことができるのかをご紹介しました。
では、子どもむけプログラミング教育の教材として、どのようにラズベリーパイを利用すればよいでしょうか。
子どもがプログラミングに興味を持つかどうか見てみるには、まずはスクラッチというゲームを作るソフトで遊ぶことをおすすめします。
下のビデオは、スクラッチでゲームを作って遊ぶ様子を40秒にまとめたものです。楽しそうでしょう?
しかし、ちょっとプログラミングをやってみるのに、いきなり子どもにパソコンを買うのは勇気がいります。
そこで、子どもの観察しながら、興味をもって続けられそうだと考えたら、少しづつ段階的に揃えていくのがよいでしょう。
スクラッチは、インストールなしでも動かせるので、家にあるパソコンてセキュリティーの心配なく試すことができます。
試しにココにアクセスしてみてください。
興味をもって、何日も遊んでいるようなら、子どもが1人で使えるようにラズベリーパイを購入してみるのもお勧めです。
ただし、ラズベリーパイは基盤だけなので、テレビ画面に映るように配線する必要があります。(地デジ対応のテレビと、HDMIケーブルが必要です)
余っているテレビがあればいいのですが、しょっちゅう子どもがプログラミングで使ってテレビがふさがってしまうというデメリットがあります。
また、ラズベリーパイは高性能ではないので、2~3ヶ月したらもの足りなくなるかもしれません。
その場合は、専用のノートパソコンを買ってあげるのもよいでしょう。
ラズベリーパイについての注意事項
ラズベリーパイは、専門的なパソコン屋さんやアマゾンで購入することができますが、買ってすぐ使えるわけではありません。
基盤だけなので、電源プラグ、SDカード、マウス、キーボードが必要です。これらをどのように繋いだらよいかなど、ある程度の知識が必要です。
不安な方は、入門書も売っているので参考にするとよいでしょう。