今回は、”なぜプログラミング教室でゲームの作り方を教えるのか?”の理由その③「理科・物理、算数・数学をプログラミングに活かしやすい」についてお話しします。
小・中学生は学校の授業で理科・物理や算数・数学を学びます。
ゲームプログラミングでは、物理や数学の知識を活かすことで、より面白い作品に仕上げる事が出来ます。
例えば、マリオブラザーズを例にとってみましょう。
ボタンを押すと、マリオがジャンプしますよね。これは、物理の法則の計算式がプログラミングに挿入されていることで、ぴょーんとジャンプして着地しているように見えるわけです。
もしも、物理法則に則った数式が使われていなければ、それはジャンプに見えず、ただ垂直方向に不思議な力で動いているように見えてしまいます。
ジャンプ以外にも、物体が衝突して跳ね返ったり、爆弾が爆発することがリアルに見えるのは、すべて物理法則を数式としてプログラムに組み込まれているからなのです。
自分のゲームの中の表現をリアルに見せるために、物理について勉強したことを活かせるし、まだ習っていなければ、自分で勉強することができます。勉強したことはプログラミングに当てはめて実験してみることが可能なのです。
そうすることで、物理や数学と言う単なるお勉強でしかなかったものを、映像に変換して体感し、より深く理解し、操ることが出来るようになります。
そうするとプログラミングだけでなく、物理や数学についても相乗効果で興味がでてくるわけですね。