今日は、”なぜプログラミング教室でゲームの作り方を教えるのか?”の理由その①「子どもがゲームに対する興味をもっているため」についてお話しします。
人間は誰でも、興味を持っていることに対しては、非常に集中力が高まります。逆に、興味の無いことに対しては集中するのが難しくなります。特に子どもの場合は、非常に難しいです。
ほとんどの子どもはゲームが好きです。
集中力を持続させるためにプログラミングのテーマとして「ゲームを作る」というのは、非常にうまく行くのです。
もう一点、子どもがゲーム好きだからこそ教えやすくなる理由があります。
それは、周辺知識の問題です。
プログラミングをするときは、作ろうとしているソフトの分野に応じた周辺知識が必要になります。例えば医療用ソフトを作るには、医療関連の業務知識が必要になりますし、会計ソフトを作るには簿記や経理の知識が必要になります。
当然、ゲームを作るときもゲームに関する基本的な知識が必要になるのですが、たいていの子どもは、すでにそういった知識(ゲームオーバーとは何か、無敵とはどういう状態か、など)を持っています。そのため、ゲームを作るためのプログラミングにスムーズに入っていくことが出来るのです。
子どもが集中できる時間は限りがあるため、プログラミング以外の知識を教える手間を省いて、いきなりプログラミングを教えることができる、という事はとても重要なのです。