プログラミング学習の特別なところ

今日は「プログラミング学習もいいけど、他の方法では駄目なの?」という疑問に答えてみます。

たとえば「問題を定義する」という訓練は、従来の教科にあるでしょうか。

図画工作にあるかもしれませんね。しかし、従来の図画工作の教科書を見る限り、作品例があり、うまくできた人、できなかった人の違いがでるぐらいにしかならないのでは、と感じます。

本来、子ども達に体験してもらいたいのは、何を作るか、どう作るか考えて、古いアイデアを幾つか組み合わせた新しいアイデア試してみる、上手くいかなかったところを検討しなおす、といった創造的なことでしょう。しかし、従来の授業の枠組みの中では、なかなか難しいのではないでしょうか。

理想的なプログラミングの授業では、このような形になるでしょう。

まず、前半でその時間のテーマとなる基本的なプログラミングの概念を1つ説明します。いくつかの例も説明し、実際に動くところも見せます。

後半は、各自が自由に作る時間です。ある子どもは例の順番を入れ替えて何が起こるか試してみるでしょう。
ある子どもはゲームをおもしろくするためのアイディアに結びつけて試してみるかも知れません。
別の子どもは、家にあるゲームを再現できる方法を思いついて試すかも知れません。

プログラミングの学習では、生徒全員が同じモノを同じように学ぶことはありません。
自分で決めた問題(何を作るか)にチャレンジするのが一番よいからです。
“自分だけの問題”が一番、集中して取り組み、多くを得ることができるのです。

「問題を定義して解決していくこと」

この経験を何回もすることの重要性を分かって頂けたでしょうか。
プログラミング学習は、ここにもっとも大きな価値があるのです。

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